知っておきたいクレジットカードの年会費にまつわるあれこれ

■驚きの年会費を持つクレジットカード一覧

世の中にはプラチナカードと呼ばれるものやブラックカードと呼ばれるものなど限られた人が所有できるクレジットカードが存在しています。そしてこれらのクレジットカードには年会費のクレジットカードを利用する私たちでは想像できないような年会費が設定されているようなものもあります。今回はそんな私たちは早々お目にかかることは出来ないですが、世の中には流通している高額年会費のクレジットカードをご紹介していきましょう。

・アメリカン・エキスプレス・カード センチュリオン
一般的にブラックカードと言えばこちらのクレジットカードを指しています。アメリカン・エキスプレス・カードが発行するクレジットカードの最上位となっており、年会費はなんと驚きの35万円+税に設定されています。
35万円あればそれなりに高級なものを購入することが出来ますし、年会費でこれだけ支払うというのは驚きではないでしょうか。逆に言えばこれだけの年会費を支払える人だけを対象として発行されているクレジットカードということでもあるのでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カード センチュリオンは同社が発行するプラチナカードの利用者から限られた人がインビテーションを受けることが出来るとされています。その細かな基準は私たちが知ることは出来ませんが、世界で認められた最高ランクのクレジットカードとして目にすることだけでもしてみたい1枚です。

・スルガVISA Infinite
こちらは日本で唯一VISAのブラックカードとしてスルガ銀行より発行されているカードです。年会費は12万円とセンチュリオンに比べると比較的安く見えますが、決して安い価格帯だとは思えません。
VISAが日本国内では他にブラックカードを取り扱っていないこともあり、こちらのクレジットカードの希少価値は非常に高いと言われています。一説には発行枚数は数百枚あるかないかという話もあり、私自身も現物を見たことはありません。
国外ではVISA Infiniteの名称で同様にブラックカードが発行されており世界中で認められたクレジットカードとなっています。

・SBIワイルドカード
こちらはあまり知名度は無いかもしれませんがSBIが発行するクレジットカードであり、年会費は15万円+税となっています。知名度こそ高くないもののMasterCardが日本国内で発行している唯一のブラックカードということもあり、国際ブランドにこだわりがある方には人気の高いものとなっています。

■年会費重視のゴールドカード選択法

日本のクレジットカード業界でゴールドカードといえば年会費の相場がおおよそ1万円に設定されています。これを高いと感じるか安いと感じるか、あるいは妥当と感じるかは人それぞれでしょう。そんな相場が存在している中で、もっと年会費を安く設定したものや使い方次第で年会費が安くなるゴールドカードが存在しているのをご存知でしょうか。申込み条件も緩和された現在では年会費を抑えたゴールドカードにも注目が集まっているのです。

・エポスゴールドカード
こちらのクレジットカードはゴールドカードでありながら何と条件を一度満たすとその後ずっと年会費が無料で所有することの出来る驚きの1枚です。基本的な年会費も5000円程度とゴールドカードの中では比較的安く設定されており、年間50万円以上利用すればその後年会費は無料になる設計となっています。
年間50万円と言えば月あたり4万円程度ですのでメインカードとして利用すればなんら問題の無い金額といえるのでは無いでしょうか。初年度こそ年会費が必要とはなりますが、実質年会費無料で持てるようなゴールドカードとなっています。

・MUFGカードゴールド
三菱UFJニコスが発行するゴールドカードも年会費を抑えたものとなっています。銀行系のクレジットカードは審査も厳しく年会費も高く設定されている印象があるかもしれませんが、実施には比較的年会費の安いものも存在しています。
このクレジットカードであれば年会費は2056円に設定されており、条件を満たすことによって半額の1028円で所有することが可能です。これぐらいの年会費でゴールドカードが持てるのであれば一般カードから切り替えることも視野に入ると思いますし、かなりお得なクレジットカードだと認識しています。

・三井住友VISAゴールドカード
安定したブランド力とサービスを求めるのであればこちらのゴールドカードがおすすめです。初年度は年会費無料でその後は相場である1万円に設定されていますが条件を満たすことによって4000円まで年会費を下げることが可能です。最大の割引率を適用させるには年間300万円以上の利用が必要と少しハードルは高いものとなっていますが、年間100万円以上の利用によって年会費は半額となりますのでこれぐらいであれば皆さんも視野に入るのでは無いでしょうか。
サービスも充実したものとなっていますし、ポイント還元率を意識したものにこだわらないのであればこれぐらいのクレジットカードをメインカードとすることをおすすめします。

■年会費2万円からのプラチナカード活用術

クレジットカードの実質的な最高峰とも言えるのがプラチナカード。年会費も高額となっており、私達には関係のないクレジットカードだと考えている方も多いのでは無いでしょうか。しかし、タイトルにも記載しているようにプラチナカードは実は年会費2万円から所有することが出来るのです。実はそこまで夢物語ということもないわけですね。実は低価格で持てるプラチナカードを皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
まずは年齢制限も20代からと緩めに設定されているプラチナカードであるこちらをご紹介しましょう。発行は銀行系であり、国際ブランドはアメリカン・エキスプレスとなっていながらも年会費はなんと2万円+税に設定されています。
これだけでも年会費が安いプラチナカードに分類されるのですが、条件を満たすとさらに3000円割引されて年会費は18600円まで下げることが可能です。この年会費でありながらプラチナカードとしてのサービスは充実したものとなっており、コンシェルジュサービスはもちろんのことプライオリティ・パスなども付帯したものとなっています。プラチナカードを1枚持ってみたいという入門者の方にもおすすめの1枚です。

・SBIプラチナカード
こちらは日本では数少ないMasterCard系のプラチナカードとなっています。年会費は2万円+税となっており割引サービスなどはありませんが、十分に価格を抑えたプラチナカードとなっています。他のクレジットカードとは少し異なり、MasterCardの独自のコンシェルジュサービスや空港ランジサービスが付帯されているのが特徴となっています。
プラチナカードの名に恥じないようなカードデザインも特徴的で良い印象をあたえるものとなっています。

・JAL・JCBカードプラチナ
普段からJALのフライトを利用するという方にはこちらのプラチナカードがおすすめです。年会費は31000円+税と今まで紹介してきたものよりは少し高めに設定されていますが、マイル還元率が優遇されているなどお得な特典も多く付与されています。
プラチナカードらしいサービスが利用できるのはもちろんのこと、JCBが発行しているクレジットカードということもありJMB WAONにも対応しています。少額の買い物は電子マネーで、大きな買い物はプラチナカードといった使い分けもしたいかたにもおすすめのプラチナカードです。

■メインカードは年会費無料で持とう

クレジットカードを利用するときに考えたいことは複数枚を持って用途によって使い分けることです。付帯サービスによってクレジットカードの年会費は大きく変わってくるのですが、決算を中心とした利用とする日々のメインカードには年会費無料で高還元率のクレジットカードを利用することを私はおすすめしています。具体的にはどのようなクレジットカードを利用することが望ましいのか順にご紹介していきましょう。

・リクルートカード
年会費永年無料で通常時のポイント還元率が1.2%になるなど高還元率のクレジットカードです。発行はもちろんリクルートであり、同社が提供している複数のサービスで利用時の優待が用意されています。もちろんリクルート以外の利用でもポイントの還元率は1.2%ですのでメインカードとして日々利用していれば確実にポイントを貯めることが可能です。
貯まったポイントもリクルートのサービスで利用することが出来るのはもちろんのこと、最近勢力を拡大しているPontaに交換して利用することも可能です。国際ブランドによって多少の差はありますが電子マネーにも対応していますので、様々な支払いをできるだけこのクレジットカードに纏めることによって年会費無料でもお得にポイントを貯めることが出来るでしょう。

・REC CARD Lite
ジャックスが発行するこちらのクレジットカード。「Lite」が付かない年会費が有料のものも提供されていますが、今回は年会費無料のほうをご紹介したいと思います。年会費は無料でありながらポイント還元率は1.25%に設定されており他の年会費無料クレジットカードとくらべても一歩前に出ている印象を受けます。最近の高還元率カードと呼ばれるものでも1%の還元が相場ですので、0.25%の差が付くことになります。年間で100万円の利用をした場合ポイントの付与には2500円分の差が付きますので長い期間で見たり、もっと大きな金額を利用するとなると大きな差が出ることは一目瞭然でしょう。

・楽天カード
年会費無料でポイントが貯まる最近人気のクレジットカードといえば楽天カードです。少し前は楽天ポイントが貯まっても使える場所が限られてきましたが、最近では楽天Edyに交換したり街なかでも利用できる場所が増えたなどポイントを貯める価値も高まっています。楽天カードを利用すれば楽天のサービスで3%を超えるようなポイント還元を受けることも出来ますので、利用者であればメインカードにすべきクレジットカードでしょう。

■クレジットカード年会費無料の色々

最近はクレジットカードの年会費は無料というのが相場になりつつありますが、年会費無料といってもその条件は様々なものとなっています。そのため年会費無料という言葉につられて入会したとしても、実は何かしらの費用が必要となってしまったり条件が隠されていたりもするわけですね。クレジットカードをお得に利用するためにも、年会費無料の意味をしっかりと確認するようにしてくださいね。

・完全年会費無料のパターン
最近発行されている人気のクレジットカードはこのパターンのものが多いです。発行手数料なども不要であり年会費も必要ない全くお金が掛からないタイプのクレジットカードです。このタイプのクレジットカードであれば永年年会費無料などと年会費無料を大きくアピールしていることも多いので分かりやすいでしょう。クレジットカードの公式Webサイトなどでも分かりやすく記載されていますので安心して利用可能です。

・条件付で年会費無料のパターン
銀行などが発行するプロパーカードに多いのがこのパターンです。基本的には年会費が1500円程度に設定されていますが、一定の条件を満たすことによって年会費が翌年度無料なるというものです。特定の条件というのは各社によって様々ですが例としては
・年間1回でも利用すればよい
・年間所定の金額(30~100万円程度)を利用すればよい
・リボ払いなどの特定の支払い方法を利用すればよい
などといったものがあります。一般カードであれば比較的簡単な条件に設定されていることも多いですが、ゴールドカード以上ともなると年会費無料になる一部のクレジットカードであっても厳しい条件が設定されていることもあります。こういった条件は申し込みの際や公式Webサイトに記載されていますので、年会費無料で所有できる使い方をするかは判断することが重要となります。

・年会費無料は初年度のみのパターン
初年度の年会費が無料となるクレジットカードの大半はそれ以降条件を満たすと続いて無料となる実質無料のものが多いです。しかしながら、中には本当に初年度のみ年会費が無料でそれ以降は割引サービスが提供されていないものもあります。国内で発行されているクレジットカードの中でこのパターンに分類されるものは少ないですが一定数存在しているのもまた事実です。初年度が無料だからといって常に割り引きがあると過信せずに、年会費が必要となってもお得に利用できるのかよく考えてから申し込むようにしましょう。